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02
2009
東海自然歩道 その2(鼠坂→西野々)
東海自然歩道(神奈川編) 鼠坂(相模湖ピクニックランド)→西野々 [11/01 2009]
昨日にひき続き東海自然歩道を歩くことにした.この日は夕方から雨になるという天気予報ではあったが、朝から青空が広がっていた.地元相模原市の予想最高気温は25度ということなので、日中はTシャツ1枚で良さそうだった.昨日中断した、相模湖ピクニックランド前でバスを降り、午前10時過ぎに歩き始めた.今日の予定では石老山、石砂山を越えて西野々バス停まで歩くことにしているのだが、帰りのバスの時刻が 西野々16:37分なので時間調整に苦労しそうだった.恐らく高尾山口を朝早く出れば1日で西野々までクリアできる範囲だろう.
民家の間を抜けて山道に入ったが、この山道は直ぐ終わり再び舗装された道路に出た.相模湖病院の横から顕鏡寺の参道が続いており、この参道が東海自然歩道のコースになっている.苔むした大きな岩が道の至る所に転がっており、なかなか風情のある参道だった.これで顕鏡寺の本堂が古ければ深山幽谷の絶好の古寺なのだが...
かなり急な崖の斜面を登って行くとやがて融合平見晴台に出た.ここからは相模湖を見下ろすことができる.ここから石老山の頂上までは比較的穏やかな尾根沿いの道が続いた.頂上が近づくにつれて登山客が増えてきた.頂上は結構登山客で賑わっており、ベンチに腰掛けてゆっくり休めるような状態ではなかった.ほんの少し休憩を取っただけで、直ぐに篠原の里へ向けて山を下りた.石老山は標高694m程の低い山だが、結構斜面の傾斜がきつく俄ハイカーにとってはかなり厳しそうだった.石老山は皆相模湖方面から上り下りするらしく、下りる途中ではたった1組のハイカーにしか出会わなかった.
県道沿いにある篠原の集落を抜けそのまま石砂(いしざれ)山へ向かった.石砂山の頂上までは心地良い山道が続いており、殆ど誰も居ない道をのんびりと登って行った.足下の落ち葉の下から体調60〜70cm程のヤマカガシが現れたので、急いでカメラを向けたが直ぐに逃げられてしまった.
石砂山の頂上からはこの先歩くことになる焼山、黍殻山方面を見渡すことができた.この先丹沢山塊を抜けるまでは本格的な登山コースになりそうだ.石砂山からの下りは落ち葉の積もる柔らかな土の道で足腰に心地良かった.道志川を越え今日の目的地の西野々のバス停に着いたのは、予定よりも大幅に早い午後2時半だった.帰りのバスは4:37分発なので2時間以上待たなければならない.時間を潰すような所も無さそうなので、国道413号線を三ヶ木(みかげ)まで10km近くをとろとろ歩いて帰ることにした.このバス路線(三ヶ木〜月夜野)は土日は1日2本しか便がないので殆ど当てにならない.これから先、丹沢を超えて行くには公共交通機関との戦いになりそうだ.
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