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07
2010
東海自然歩道 その9(佐野峠→井出駅)
佐野峠 → 井出駅
前回のトレイルでは電車乗り遅れと予想外の大渋滞で出発が午後になってしまったため、予定していた身延線の井出駅まで歩くことができなかった.この残してしまった区間を次のトレイル(予定では井出駅→大平)にくっつける事も考えたが、大平でのバスの最終便が17:00なので時間的に間に合いそうもないので、やっつけでこの区間を消化しておくことにした.
内船駅でワイドビューふじかわ号を降りると、駅前には南部交通のタクシー(Tel. 0556-66-2125)が1台止まっていた.列車の時間に合わせてタクシーが待ち受けて居るのだろうか.内船の駅から佐野峠までは2,300円前後ということなので、今回はちょっと贅沢だがタクシーを使うことにした.
佐野峠の駐車場には既に車が2台ほど止まっていて家族連れが登山の準備をしていた.この日の天気は晴れてはいたのだがとても気温が高く、全体に靄がかかっていて富士山をぼんやりとしか眺めることができなかった.
思親山の頂上までは緩やかな上りで、佐野峠から僅か25分ほどで着いてしまった.頂上には中年のご夫婦がベンチでのんびりお弁当を食べながら寛いでいた.ここからの富士の眺めも素晴らしいのだが相変わらず富士は霞の中にぼんやりと浮かんでいるだけだった.
できれば井出駅12:13発の電車に乗りたかったので、ほんの10分程頂上で休んだだけで直ぐに山を下りることにした.登山道は綺麗に整備されておりとても歩きやすい快適な道だった.山を半分ほど下りたところからはアスファルトの道路を歩くことになるのだが、いつもながら舗装道路の曲がりくねった道には辟易させられる.
井出駅に着いたのは12:10分頃で、一休みする暇もなく富士駅行きの電車がやってきた.このまま帰宅するのもあまりにも勿体ないので、3つ先の芝川駅で降りて、静岡県が整備している東海自然歩道のサブルートを歩くことにした.
芝川からは田貫湖、白糸の滝方面へ向かうコースと山を越えて駿河湾側の新蒲原へ向かうサブルートがあるが、連休最終日ということもありメジャーな観光地を避けて、地味な新蒲原へ向かうコースを歩くことにした.
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