隅田川の花火


Date/Time: 2016:07:30 19:39:33
Camera: PENTAX
Model: PENTAX K-5 II s
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y2trip » 須山口下山道を歩くはずが...(富士宮口から剣ヶ峰へ)

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09

2011

須山口下山道を歩くはずが...(富士宮口から剣ヶ峰へ)

富士宮口新5合目 ー 剣ヶ峰 ー 御殿場口新5合目 ー 国立中央青少年交流の家


#01

浅間大社湧玉池 浅間大社湧玉池

#02

とても清冽 とても清冽

#03

富士山本宮浅間大社 富士山本宮浅間大社

#04

5合目駐車場 5合目駐車場

#05

新5合目 新5合目

#06

大勢の観光客 大勢の観光客

#07

団体さんもちらほら 団体さんもちらほら

#08

ロープが残されている ロープが残されている

#09

茶けたスコリア 茶けたスコリア

#10

宝永山と火口縁 宝永山と火口縁

#11

8合目の救護所 8合目の救護所

#12

登山客も結構多い 登山客も結構多い

#13

赤岩八号館へのバイパス 赤岩八号館へのバイパス

#14

頂上の鳥居が見えてきた 頂上の鳥居が見えてきた

#15

ブルドーザー専用道 ブルドーザー専用道

#16

頂上鳥居 頂上鳥居

#17

浅間大社奥宮 浅間大社奥宮

#18

コノシロ池 コノシロ池

#19

剣ヶ峰へ 剣ヶ峰へ

#20

大内院 大内院

#21

GPSチェック GPSチェック

#22

一番高い地点 一番高い地点

#23

三角点と記念標柱 三角点と記念標柱

#24

剣ヶ峰を独り占め 剣ヶ峰を独り占め

#25

御殿場口頂上 御殿場口頂上

#26

つらら つらら

#27

下山開始 下山開始

#28

長田尾根 長田尾根

#29

気象庁の避難小屋 気象庁の避難小屋

#30

砂走館 砂走館

#31

小砂走り 小砂走り

#32

宝永山 宝永山

#33

プリンスルート(御中道) プリンスルート(御中道)

#34

馬ノ背へちょっと寄り道 馬ノ背へちょっと寄り道

#35

宝永山馬ノ背 宝永山馬ノ背

#36

大砂走り 大砂走り

#37

一寸先は霧 一寸先は霧

#38

二合八勺避難小屋 二合八勺避難小屋

#39

大石茶屋 大石茶屋

#40

バスターミナル バスターミナル



またしても須山口登山道完結できず...


滅茶苦茶マイナーな須山口登山道を完全踏破する計画を何度も立てているのだが、8/15,9/24と何れも天候不順で計画変更を余儀なくされてしまった.体育の日の三連休中に何とか決着を付けたかったが、今回も敢えなく濃霧で撤退の憂き目に遭ってしまった.どうも須山口登山道は私と相性が悪いようだ.


今回は富士宮からハイキングバスで富士宮口5合目まで行き、天候が良さそうだったらそのまま頂上まで登り、御殿場口の大砂走りを経て、二合八勺の気象庁避難小屋から須山口下山歩道に入り、四辻、幕岩を経て水ヶ塚へ戻る計画を立てていた.


早朝東海道線や身延線の車中からは雲のない富士山が見えていたので今日は絶好の天気になりそうだと思ったが、富士宮口の5合目に着く頃には下界はすっかり雲に覆われてしまっていた.須山口下山歩道のある1合目〜3合目付近は完全に雲の中だったので、下山する頃までに晴れてくれることを祈って観光客で賑わう5合目登山口から登っていった.


この日は気温が高く風も穏やかだったので、日中の登山であれば問題無く頂上アタックできそうだったので思い切って頂上まで行くことにした.思っていた以上に登山客は多く、登っている途中で数十人近くとすれ違った.夏場の混雑期には日中富士宮口からは登る気がしないが、混雑とは無縁の今の季節は快適な登山を楽しむことができた.富士宮口は足元が岩場でしっかりしていて最短距離で直線的に登る事ができるので、登山慣れしている人にとってはとても楽に登ることができるコースだろう.天候に恵まれたこともあり5合目から3時間程で頂上へ到達することができた.


折角なので剣ヶ峰にもちょっと立ち寄って、夏期シーズン中には絶対味わうことのできない剣ヶ峰独り占めを堪能してきた.上り始めが午前11時と遅かったので今回はお鉢巡りはせずにそのまま御殿場口から下山開始することにした.


宝永山より下では相変わらず分厚い雲の中で濃霧が解消されることは期待できなかったが、とりあえず二合八勺までは下りてみることにした.前回宝永山は何も見えなかったので今回は宝永山の馬ノ背にちょっと寄り道してみた.結局宝永山全体を見下ろすことはできずまたも敢えなく撤退することになってしまった.


大砂走りを駆け下りたのは良かったが、もの凄い濃霧で2〜3m先も殆ど見えない状態だった.体中凝結した水滴だらけで下に下りるまでに防止やザックがすっかり濡れてしまった.肝心の二合八勺の気象庁避難小屋もどこにあるのかも全く検討がつかなかったので、GPSロガー(ASG-1)の標高表示だけを頼りに大砂走りを下りて行った.


GPSロガーの表示が無ければ危うく気象庁避難小屋を通り過ぎてしまうところだった.気象庁避難小屋に辿り着いたものの、この濃霧では須山口下山道に入るのは完全に自殺行為に等しい.アウトドア用のGPSナビゲーターを持っていない限り須山口下山道を正しくトレースするのは不可能だろう.


須山口下山道は数百m〜数キロ毎に簡易な標識しか立てられておらず、踏跡やガイドロープのような物は何もありません.


気象庁避難小屋で暫く霧が晴れるのを待ったが一向に晴れる気配はなかったので、諦めてそのまま御殿場口まで下山することにした.問題は御殿場口からの公共交通機関は全く無いので、タクシーを呼ぶかヒッチハイクしかない.タクシーを呼べば御殿場駅までは6000円近く掛かるそうなので、開き直ってそのまま滝ヶ原の国立中央青少年交流の家まで歩いて下りて行くことにした.


街頭も何もない真っ暗な森の中の舗装道路を歩くのはかなり辛かったが、新5合目からは1時間45分程で国立中央青少年交流の家に着いた.このような状況下で歩くことは慣れてはいるが、このときばかりはマイカー組が羨ましく思えた.


9,10月は双子山や幕岩など結構ハイキング向きのコースがあるので、富士急バスも御殿場口新5合目までハイキングバスを運行して欲しいところだ.


【10月以降の富士登山について】


今回10月という遅い時期に富士山の頂上まで登ったが、一般の方は決して10月でも富士登山が可能だとは思わないで欲しい.今回は例外的に穏やかで暖かな晴天の見込みがあったので頂上まで行ったが、こんな好条件は極めて希だ.富士山は既に9/24に初冠雪を迎えており、頂上の気温は最高気温でもマイナス5〜6度以下が普通だ.


10月以降の富士登山は冬山や山岳登攀技術などを身につけたプロフェッショナルな人達だけが許される世界だ.夏場の登山シーズン中には親切な標識が沢山あるが、夏の登山シーズンが終わるとこれらの標識は撤去されてしまう.勿論トイレなど皆無だ.


10月に一般の人たちが立ち入ることのできる場所は宝永山や小富士などの5〜6合目までだろう.10月以降は御殿庭や膜岩などの木山三里あたりが絶好のハイキングコースとなるので、一般の人たちは富士山頂上を目指すのではなく、これらのハイキングコースを散策して見ることをお薦めする.


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