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2013

Garmin 日本登山地図 TOPO10M Plus V2

日本登山地図 TOPO10M Plus V2 を入手


Packeage Design
日本登山地図 TOPO10M Plus V2 のパッケージ  

先日、Garminの Montana600を購入した事を紹介したが、残念ながらこの機種は英語版(この機種の日本語版は販売されていない)なので、Garmin純正の日本語版のマップソース形式地図データは対応していない.英語版のGarmin GPSでも日本語表記が可能な地図が幾つか出まわっているが、まだ現物を見たわけでないので、これらの地図がどの程度使い物になるのかが良く分からない.


今年に入ってGarminの日本登山地図 TOPO10M が Plus V2として発売され、これまでの地図データよりも格段に良くなっているようなので、どのような塩梅なのか試しに購入してみることにした.勿論私の Monatana 600では日本語表示がされないのは承知の上である.日本語表記の文字は表示されなくても等高線や道路、鉄道などのデータやPOIのアイコン等は問題無く表示されるので、登山で使用する分にはあまり困らないだろう.何故Garminは英語表記の登山地図やシティーナビゲータ地図を作らないのだろうか? Mac OS X や iOSのアプリのようにユーザのロケール(言語環境設定)に応じて自動的に表示言語が変わるようにするのは簡単にできるはずだ.


今回の日本登山地図 TOPO10M Plus V2の購入目的としては、Montana600での実用的な地図データというよりは、今後自作の地図を作る上でのリファレンスとしての利用が主な目的だ.自作地図を作るための参考書と言ったところだろうか.


Garmin純正のマップソース形式地図データにはとても嫌らしいライセンス形態が採られており、ある特定のGPSでしか使えないようなデバイスロックの仕組みが組み込まれている.これまでの地図データはDVD-ROMに格納されていて、PC上で地図データのロック解除と言う操作を行い、特定のGPSデバイスで地図データが表示されるようにするという方法が取られている.


これとは別に同じ地図データをmSDディスクに格納したバージョンも発売されており、こちらの方は特定のGPSデバイスと結びつけるのではなく、データの格納媒体であるmSDカードのコピー制御の技術を利用しているようで、別な記憶媒体にデータだけコピーしても地図データを取り出せないようになっている.


DVD版の地図はGarminのホームページにアクセスしてロック解除処理を行わなければならず、正規の日本語版のGPSデバイスでしかロック解除できないように設定されている.mSD版に関してはロック解除の手続きは不要だが最近発売された mSD対応のGPSデバイスでしか利用できない.
GarminのデバイスロックやmSDカードのコピープロテクションの仕組みについてはまだ調査していないが、海外のWEBページなどを漁っているとそれなりに情報はあるようなので、やろうと思えば裏技的な使い方(勿論合法的なやつね)もできるようだ.


この地図の購入先はGPS系の専門ショップ、アウトドア系のスポーツショップなどで売られているので入手は簡単だが、例の販売価格協定(販売圧力と言った方が正解かな)で大体どこも定価の 17,850円で売られているようだ.ヨドバシカメラでも取り扱っているようなので、安く入手したい人はヨドバシカメラから購入するのが良いだろう.ヨドバシカメラの販売価格は 15,800円で、10%のポイントも付くので圧倒的に安い.某○○○ネットもヨドバシカメラの圧力には勝てないのかもね.

BaseCampで日本登山地図 TOPO10M Plus V2を表示してみる


Garminがユーザに提供しているGPS関連のアプリは幾つか出まわっているが、”BaseCamp” というアプリが一番メジャーな物だろう.”BaseCamp”は単に地図データを捧持するだけではなく、GPSトラックデータを表示したりルートデータを作成するなど結構高機能なアプリのようだ.この “BaseCamp”はGarminのWEBページから無償でダウンロードできるのでGarminのGPSを持っているユーザはインストールしておくと良いだろう.
今回のV2地図の特徴として、
 ・昭文社が発行している『山と高原地図』のデータを採用している  ・『山と高原地図』で刊行されている全ての範囲を収録している  ・昭文社が地図データの編集を行っている
が挙げられる.また、地図上に記録されているデータとして、
   約15,000区間の参考コースタイム    約17,800箇所の沢名、約800箇所の尾根名    約3,500箇所のキャンプ場データ、約3,300箇所の山小屋、水場、危険箇所    約17,000箇所の検索用山頂データ    登山道の難易度表示(普通、難路)、お花畑、展望箇所、駐車場、登山届など
が記録されているという.


登山地図として尤もメジャーな『山と高原地図』の地図データを昭文社がGPS用に編纂し直してGarmin GPS用に提供しているという事のようだ.この地図を分かり易く例えれば、Garmin GPS版の『山と高原地図 全国版』と言っても良いだろう.


Show Map With BaseCamp
BaseCampで地図を表示してみる     Zoom Up
ズームアップして行く

Zoom Up
更にズームアップ

Route InfoThumbnail
『山と高原地図』の登山道の情報が赤線(実線、破線)で記載されている.[クリックで拡大表示]

BaseCampで 「日本登山地図 TOPO10M Plus V2」(mSD版)を表示させる場合、オリジナルのmSDでなくてもきちんとマップデータを表示してくれるようなので、オリジナルのmSDはGPS本体にセットしておき、PCやMacでBaseCampを用いて表示させる場合は別なmSDにコピーして、USBカードリーダー等を用いて表示するのが高速勝つ安全な方法なので、このような使い方をお薦めする.

 

Montana600で表示するとこんな感じ


Montana600では日本語のフォントや表示のための機能がファームウェアに備わっていないので、地図データの日本語文字の部分は表示されない.画面のキャプチャを撮りたかったが、ロックされた地図データを表示している場合はスクリーンキャプチャ機能が働かないようだ.仕方が無いので綺麗に撮れないがデジカメでMontana600のスクリーンを直接撮影することにした.


日本語フォントファイルを入れていないので、当然ながらMontana600では日本語の文字データは表示されていません.試しにShift-JISの日本語フォントをXORでGarmin仕様に変換してみたが、「日本登山地図 TOPO10M Plus V2」とMontana600(V4.90) の組み合わせでは表示することができなかった.Montana600のファームウェアの問題なのか、それとも地図データ側に嫌らしい小細工が加えられているのかは現時点では判らないが、いずれにしても日本語の地図を表示させるのはやはり大変なようだ.


こんな馬鹿げたビジネスモデルを続けるGarminやその日本の販売代理店は消え去るのが自然な成り行きだと思うが、そのうち本格的なアウトドア仕様のスマートフォンがでてきて一気に市場から淘汰されてしまうことを願うばかりだ.

RIM0614
Montana600上では日本語の文字は表示されない

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