新緑のブナの下でまったり山ごはん

そろそろブナの新芽が生え揃い、とても心地良い新緑に囲まれてまったりしたくなって、私の一番のお気に入りの臼ヶ岳南陵のブナの林にお散歩に出掛けることにした．

いつものように新松田からバスで寄へ向かうが、7:55AM発のバスはハイキング客で満席に近い状態だった．寄沢に足を踏み入れると河原の様子が以前と大部変わっていた．大雨による鉄砲水があったようで、河原にはかなりの量の土石が堆積していた．名物の流木の橋もすっかり流されて跡形も無かった．大量の土石流出により歩きにくくなった部分もあったが、登山道そのものはそれなりに手入れされているようなので、前と同じように歩く事ができる．

ユーシンロッジで休憩していたら、結構な数の登山客が訪れていた．やはり玄倉林道が徒歩のみと言えども通れるようになったことが大きいようだ．距離は長いがとても緩やかで初心者でも安心して歩く事ができるので、一度はユーシンロッジ、大石山あたりまで足を延ばしてみることをお薦めする．

臼ヶ岳南陵はバリエーションルート経験が無いと結構難しいコースなので、ユーシンまで来たついでに登ろうなどと初心者は考えない方が良いだろう．
ブナの林でまったりとしすぎて時間が無くなってしまったので、今回は蛭ヶ岳や檜洞丸へは向かわずに、珍しく来た道をそのまま引き返すことにした．丹沢でピストンをやったのはひょっとすると今回が初めてかもしれない．