高野山奥の院参道


Date/Time: 2007:04:03 15:50:47
Camera: Panasonic
Model: DMC-LX2
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FNumber: 2.8
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y2trip » 須山口登山道周回

7

09

2013

須山口登山道周回

須山口登山道をお散歩(水ヶ塚→御殿庭→宝永山→大砂走り→須山口下山道→水ヶ塚)

 
御殿場口新5合目バス停 水ヶ塚駐車場からの富士山 リニューアル 宝永火口 須山口登山道の入口 豊かな苔類 倒木地帯 大きすぎる案内板 眼下には愛鷹連峰 浸食が進んだ登山道 御殿庭中(3合目) 森林限界 山体変動観測装置 宝永火口縁で暫く休憩 宝永山へ 頂上の様子が分からない 大砂走りで下山 大きく抉られた下山道 二合八勺の避難小屋 須山口下山道へ 四辻 水ヶ塚駐車場へ

昨年から御殿場口行きの登山バスが水ヶ塚駐車場まで延長運行されるようになり、公共交通機関の便が悪かった水ヶ塚駐車場も大部訪れ易くなった.また、バスの運行時間帯も始発と最終便の時間が変更され昨年より1時間程余裕を持った行動ができるようにり、公共交通機関を利用した御殿場口や水ヶ塚駐車場からの日中日帰り頂上アタックも大部やり易くなった.


今回は水ヶ塚駐車場から須山口登山道で御殿庭を経由し、宝永火口縁から富士宮口経由で頂上をアタックしお鉢廻りをしてから御殿場口から下山する計画だった.須山口登山道周辺は富士山の南側斜面に面しているので夏場は常時海側からの湿った気流が流れ込み、辺り一帯は潤沢な雨や高濃度のガスに包まれ、地面や木の幹など苔などの地衣類で覆われている.


この日も東京では35度を超えるような猛暑で、標高約1450mの水ヶ塚周辺でもかなり暑かった.須山口登山道は予想以上に高温多湿な環境で、いつもの何倍もの大量の汗をかいてしまい、2〜3秒ごとにあごの先から汗の水滴がポタポタと滴り落ちるような状況だった.一応2リットル分の水とスポーツ飲料を用意してきたが、宝永火口縁に着く頃には1リットルのスポーツ飲料を飲み尽くしていた.


宝永火口縁から富士宮口6合目へ向かい、富士宮口経由で頂上を目指していたがガスが酷く頂上まで行っても下界の景色を堪能できそうも無かったので頂上アタックは中止して、そのまま宝永山を経由して御殿場口二合八勺まで下りて、須山口下山道で水ヶ塚まで戻る事にした.水ヶ塚からの日帰り頂上アタックはまた別な機会に挑戦することにしよう.


猫も杓子も5合目から頂上を目指すのが富士登山だと思っているが、5合目より下にもとても素晴らしい世界があることを知って欲しい.5合目より下の富士山は冬場を除けば初心者でも容易に歩く事ができるので、初めて山登りをする人達は先ずは吉田口遊歩道や須山口、精進口登山道などのコースをハイキングしてみることをお薦めする.初めて登る山が5合目より上の富士山というのはあまりにも不幸な山との出合いかもしれない.


静岡・山梨県のお役人達や既得権益者、世界遺産登録がらみのおこぼれに授かろうと目論んでいる人達は入山料を取る取らないで不毛な論議をしているようだが、今の富士山を巡る馬鹿騒ぎを収束させる一番良い方法は、5合目まで通じている舗装道路を完全に閉鎖(廃止撤去)するのが最善な方法だろう.富士スバルラインやスカイライン、あざみラインの周辺を歩いて見れば直ぐに分かることだが、これらの人為的に作られた道路が周辺の環境にどれだけ悪影響を与えていることは一目瞭然だ.1合目からしか登山できないようにすれば初心者の弾丸登山などなくなるだろうし、それでも頂上を目指したい人達は途中の山小屋もどきを利用するようになるので、何が何でも儲けようとする既得権益者たちにもそれなりの収益は上げられるのではないかな.アホみたいに乱立する吉田口の山小屋もどきは鬱陶しいので早いところ淘汰されて無くなって欲しい.この方法だと登山客は今の1/10以下に減らすことができるだろう.

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