大雪山 白雲岳避難小屋と高根ヶ原


Date/Time: 2013:09:18 13:33:07
Camera: Panasonic
Model: DMC-LX2
Exporsure Time: 1/250
FNumber: 5.6
Aperture Value: 5.0
Focal Length: 6.3

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y2trip » Garmin GPSMAP64sを入手

9

01

2014

Garmin GPSMAP64sを入手

Garmin GPSMAP64s を早速購入


ちょっと前まではGarminのアウトドア用ハンドヘルドGPSの代表機種と言えば、ヘリカルアンテナが特徴的なGPSMAPシリーズだったのだが、最近は新しいeTrexシリーズやOregonシリーズに取って代わられてしまった感があるが、最近になってようやくGPSMAPシリーズがリニューアルされた.内部のチップ等の情報は不明だが、eTrex30, Oregon 600シリーズとほぼ同じ構成と思われる.


今使っているeTrex30は2台目のeTrex30なのだが、個体差なのか静止時のばらつき(ドリフト)が初代機に較べて大きく、距離積算結果が若干大きめになってしまうのが不満だ.Oregon600の購入を予定していたが、できればタッチスクリーン方式は避けたかったのでボタン式でヘリカルアンテナ方式のGPSMAPの新製品に飛び付いたという次第だ.


今回の入手先は、アメリカ東海岸のノースカロライナ州にある “The GPSStore.com” から購入した.The GPSStore.com はGPSやマリンレジャー用のレーダーや魚群探知機などを専門的に取り扱っているショップで、スタッフの対応も良く安心して製品を購入できるお店だ.Garmin製品に限らず、日本では入手しにくい製品も沢山取り揃えているので、一度ホームページを覗いて見ると良いだろう.


GPSMAP64sはまだ新製品なのでGarminの定価ベース $399.99(U.S.) での販売だったが、日本の販売店の並行輸入品と較べてもかなり割安だ.今回は Fedexのインターナショナルプライオリティーでの発送だったので、約40ドルほど送料が掛かってしまったが、発送から2〜3日後には手元に届く.


まだ正式な某代理店扱いの日本語版は販売されていないので、現時点では外国語版しか入手できないが、最近のGarminのGPSを触ったことの在る人で在ればメニューが日本語ではなくても特に困ることはないだろう.



GPSMAP64s
GPSMAP64Sの同梱物

Garmin GPS comparison
左から Montana600, GPAMAP64s, eTrex30

Language Selection
某代理店の陰謀かどうかはわからないが、言語切り替えメニューに日本語は無い

Satellite map
#193の”みちびき”は捕捉しているようだ

BirdsEye Downloading
U.S.版のGPSMAP64sを購入すると1年間のBirdEye Mapのサブスクリプションが付いてくる

今日届いたばかりなので、まだ実際のフィールドでは試してはいないが、やはり受信感度はピカイチのようだ.eTrex30に較べると操作ボタンが沢山あるので最初はほんの少し戸惑ったが、マニュアル等を見ないでも直ぐに設定をカスタマイズできた.画面サイズは 160 x 240(2.6インチ)なので、eTrex30の 176 x 220(2.2インチ)と較べると縦長だ.操作ボタンが本体下部に集中しているので、片手に持って親指だけでボタンを操作するのはちょっと難しい.


今月下旬に北海道遠征に出掛ける予定なので、eTrex30とGPSMAP64sでどの程度トレース能力の違いがあるかどうか実際に確かめて見るつもりだ.



みちびきの受信について


これまでみちびきの受信に関して何度かこのサイトで採り上げてきたが、英語版等の正規日本語版以外の環境でみちびきが受信できるかどうか気にしている人が多い様だ.みちびきの有効性については一先ず置いておいて、実機でみちびき衛星の信号が受信できているかどうか確認して見た.

『Garmin eTrex30』 https://y2lab.org/trip/2012-08-22/garmin-etrex30/

以前eTrex30の英語版で衛星受信状況画面で#255番の衛星のシグナルをしっかり受信している事を確認したが、何度かファームウェアをアップデートしているうちにいつの間にかこの衛星番号#255が画面に表示されなくなっていた.

これは単なる推測でしかないが、某販売代理店が日本語版のeTrex30の売り文句としてみちびきの受信機能(日本語版だけに備わっている機能)を挙げていたので、日本語版以外のeTrex30でみちびきの信号を受信できるという事実を隠したかったに違いない.代理店側からGarminに働きかけたのか、Garmin側が配慮したのかは不明だが、Garminのファームウェアアップによってこのみちびき信号の受信表示を衛生捕捉表示画面に表示されない様にしたのは確かだろう.画面に表示されないだけなのか、本当に受信対象から外しているのかどうかは定かでは無い.


今はまだ日本語版が販売されていないので、eTrex30で行った様な嫌らしい小細工はしていないようだが、GPSMAP64の日本語版が販売される様になると、やがて#193のみちびき受信表示もファームウェアのアップデートと共に抹殺されてしまうだろう.そうならないことを願っているが...



Satellite View
etrex30(左)の画面では#193どころか#255さえ表示されていない

【追記】GPSMAP64sを使用してみて


北海道遠征に行く前に、GPSMAP64sを北岳で使って見た.eTrex30とGPSMAP64sを同時に稼働させて記録を取ってみたが、期待する程性能差は現れなかった.昨年北岳を大樺沢から左俣コース、八本歯のコル経由で登ったときにはeTrex30のデータが途中大きく乱れて使い物にならなかったが、今回は乱れることも無くきちんとログデータを取得することができた.前回と違うのは、今回はGPS単独ではなく GPS+GLONASSモードだったことと、進行方向が逆(今回は下山方向)だったことだ.前回のデータ乱れは一体何だったんだろうか?


GPSMAP64sのバッテリーの持ちはハッキリ言って期待外れだった.カタログ値ではニッケル水素電池で16時間ということになっているが、エネループProタイプを使っても1日の山行を記録するのが精一杯のようだ.eTrex30の方は大体2日半程度は持つので、GPSMAP64sのバッテリーの持ちは相当悪い.性能差があまりなく、かつバッテリーの持ちが悪いのではGPSMAP64sの出番は今後もないだろう.冬山などで手袋をした状態での操作性はGPSMAP64sの方が良さそうだが、GPSMAPシリーズに特別に愛着があるというのでなければ、GPSMAP64sよりはeTrex30を購入する事をお薦めする.


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