小樽 祝津海岸


Date/Time: 2002:10:13 13:04:37
Camera: FUJIFILM
Model: FinePix F401
Exporsure Time: 1/300
FNumber: 7.0
Aperture Value: 5.6
Focal Length: 5.7

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y2trip » 再び利尻へ

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28

2014

再び利尻へ

先ずは利尻から北海道遠征をスタート


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昨年に引き続き、大雪山系の紅葉シーズンに合わせて北海道を訪れることにした.今回は晴れた天気の良い状態で利尻山の頂上からの眺めを堪能する事と、大雪山系の白雲岳からトムラウシ山にかけての縦走、それに昨年登ることができなかったニペソツ山に挑戦する事の三つを主題にした.


利尻山は2009年に鴛泊コースと沓形コースの両方から二度登ってはいるが、初日は雨で視界ゼロ、二日目は晴れてはいたもののフェリーの時間の関係で9.5合目の鴛泊コースと沓形コースの合流点からそのまま鴛泊へ下りてしまったので、晴れて視界が効く状態での頂上からの景色を眺める事ができていなかったのが心残りだった.


今回の利尻滞在は日程の都合でたったの24時間しか時間が取れないので、絶対に晴れるという確証がなければ、利尻へは向かわずに昨年同様そのまま大雪山系へ向かうつもりでいた.幸い今回はほぼ晴れるという予報だったので、当初の予定通り利尻へ向かった.できれば沓形コースから登って鴛泊へ下りるコースを選択したかったが、フェリーの時間の都合で鴛泊のキャンプ場にテントを張らざる負えなく、鴛泊コースのピストンしか選択肢がなかった.


キャンプ場「ゆ~に」は利尻富士温泉の向かいにあるとても綺麗なキャンプ場で、個人のテント利用の場合入場料の500円だけで利用可能だ.シャワー付きトイレや炊事施設、綺麗に整地された広い芝生の区画があり、テントを張る場所としては申し分ない.鴛泊コースの登山口には北麓野営場という別なキャンプ場があるが、私はキャンプ場「ゆ~に」の方をお薦めする.登山口からは遠いが目の前に温泉施設があり、ちょっと歩くがセイコーマート(北海道の代表的なコンビニチェーン)などへ買い出しに行くのも比較的楽だ.


キャンプ場を出発し、舗装道路を外れ甘露泉水ハイキングコースへ入る.舗装された道路を歩くのは苦痛だが、この道は緩やかで快適な山道だ.30分程で三合目の甘露泉水の先にの鴛泊コース登山道に合流する.甘露泉水はこの合流点から20〜30m下にあるので、甘露泉水で水を補給する.日本の名水100選に選ばれるだけあってとても美味しい水だ.


鴛泊コースを登る人達の殆どは宿泊先の送迎車で登山口まで送って貰っており、皆早朝から登り始めているようだ.今回は夕方のフェリーに間に合うように戻って来れば良いので、朝7時出発でも早すぎる位だ.六合目まで来ると這松帯の稜線となり一気に視界が開ける.周りは晴れてはいるが八合目より上はガスって居て頂上方面は全く見えない.


八合目の長官山まで来ると辺り一面ガスっていて殆ど視界が効かないが、たまに一瞬ガスが切れて麓が顔を覗かせる.前回登った時に気付かずに見過ごしてしまった一等三角点『利尻山』【山名:長官山(ちょうかんざん)TR16741613901, N 45°11′38″.1962, E 141°14′18″.2342, 1218.30m 】を探す.石碑のある辺りを中心に探すが、それらしき物が全く見当たらないので、思い切って奥の藪の中に足を踏み入れてみた.50m位藪漕ぎをしたところでお目当ての三角点を見つけた.こんな場所に三角点が設置されているのであれば気付かないのも無理は無い.


ちなみに帰京後に気付いたが、利尻島にはもう一つ一等三角点が存在するようだ.場所はペシ岬の小高い山の上にあるので、こちらの方は誰でも簡単にアクセスできるだろう.今度利尻島を訪れた時にでも立ち寄ってみようと思う.でも何でこんな狭い島の上に二箇所も一等三角点が設置されているのだろうか?【鴛泊 TR16741619801 N 45°14′46″.5577, E 141°13′48″.7632, 92.25m 】


八合目より上は相変わらずガスの中で視界が効かない.もう少し時間が経過すれば晴れてくるかも知れないと思い、避難小屋の中で暫く時間を潰す.暫く待っても状況はあまり良くならないのでとりあえず頂上まで行ってみることにした.頂上は大勢の人でごった返していたが、周囲はガスで覆われていて視界が効かない状態だった.時折強い風でガスが一瞬途切れ、麓の景色が顔を覗かせる.頂上で暫くガスが晴れるのを待っていたが、諦めて下山することにした.9合目辺りまで降りて来た所で頂上付近のガスは一気に晴れたが、そのまま下山することにした.



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