横浪海岸(高知県)


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2016

大峯奥駈道に関する水場と避難小屋の情報

北奥駈エリア(吉野〜太古の辻)


大峯奥駈道を踏破するには、途中にある避難小屋と水場の情報を予め得た上で綿密な計画を立てないと全区間を踏破するのは困難だろう.二年前の5月の連休で熊野本宮から前鬼までの南奥駈(順峯)、今回の連休で吉野から前鬼までの北奥駈(逆峯)を行い、大凡の避難小屋と水場の情報が得られたので、ここで紹介しておくことにする.


今回ここで避難小屋と水場の情報を紹介するのは、楊子ヶ宿小屋や深仙小屋の中で見かけた避難小屋と水場の情報を纏めた一枚の案内図がとても良くできており、この情報が事前に有れば行動計画を立てるのがずいぶん楽になるだろうと思ったことがきっかけだ.


避難小屋&水場
大峯奥駈道の避難小屋&水場情報 【楊枝ヶ宿避難小屋に貼られている案内図】
(クリックで拡大写真を別ウインドウで表示)


西行庵(吉野 奥千本)


西行庵は観光用の施設なのでこの中で寝る訳には行かないが、観光客が居なくなる夕方以降であれば廻りでテントを張る事は可能かもしれない.近くに芭蕉の句で有名になった苔清水と呼ばれている水場がある.奥駈けコースからは少し離れている(水場まで往復15分程度)が、この先二蔵小屋までは水場が無いので水の余裕が無い場合はここで確保しておくと良いだろう.


#01

西行庵の前の広場 西行庵の前の広場

#02

西行庵 西行庵

#03

苔清水 苔清水
画像クリックで拡大表示(下部のGoogleマップリンクで地理院地図で場所を表示)


足摺宿小屋


足摺宿小屋の中は土間になっており、中央部に四角い大きな金属の蓋で覆われた構造物?が置かれているので、小屋の中で寝ることもできないだろう.壁際に30cm程度のベンチのような長椅子が設置されているが、この幅では人が寝るのも困難だ.水場もトイレも無いのでこの小屋のは雨や雪を凌ぐ程度の物と考えた方が良いだろう.


#01

足摺宿小屋 足摺宿小屋

#02

小屋の中は土間 小屋の中は土間

#03

壁際のベンチ 壁際のベンチ



二蔵宿小屋


二蔵宿小屋は二階建てのログハウスで1階部分に7〜8人くらい、2階部分に2人程収容可能だ.1階の中央部には囲炉裏の代わりにストーブが置かれている.元々行者さんのためのサポート小屋として建てられた小屋のようで、修行関連の用具が沢山置かれている.小屋の中は綺麗に整頓されていて、快適に泊まることができる.11月〜3月の冬場は閉鎖されてしまうようなので注意が必要だ.水場までは往復15分程掛かるが、この日は4リットル/分くらいの流量で水が流れていた.


#01

二蔵小屋 二蔵小屋

#02

簡易トイレ 簡易トイレ

#03

2階部分 2階部分

#04

テントスペース テントスペース

#05

ちょっと離れた水場 ちょっと離れた水場

#06

小屋は満員 小屋は満員

#07

こざっぱりした快適な小屋 こざっぱりした快適な小屋

#08

道案内図 道案内図



同辻茶屋、陀羅尼助茶屋


同辻茶屋は全長30m位の中が通路(登山道)になっているアーケード状の建物で、避難小屋ではないが、トイレも有るようなので雨露を凌ぐことができる簡易的な場所として利用できそうだ.山開き中の営業期間に利用できるかどうかは不明.


陀羅尼助茶屋も中を登山道が通るアーケード状の建物になっているが、こちらはとても短いので単なる休憩場所としての利用となるだろう.

#01

同辻茶屋(洞川、吉野側) 同辻茶屋(洞川、吉野側)

#02

テーブルのような椅子? テーブルのような椅子?

#03

同辻茶屋(山上ヶ岳側) 同辻茶屋(山上ヶ岳側)

#04

陀羅尼助茶屋 陀羅尼助茶屋



大峯山寺の宿坊


大峯山寺の宿坊は五軒あり、大峯山寺が開く5月3日(戸開式)〜9月23日(戸閉式)に合わせて営業している.当然ながら女人禁制の山なので宿泊は男性のみとなる.宿泊するには事前に予約が必要.1泊2食:8,000円、素泊まり:4,500円が相場のようだ.



宿坊の宿泊者であればトイレが使えるが、山頂付近にはトイレが無いので同辻茶屋、陀羅尼助茶屋辺りでトイレを済ませておくのが良いだろう.


龍泉寺参籠所: http://www.oominesan-ryusenji.jp/sangosyo.html 


以下は山上ヶ岳の宿坊ではなく、吉野にある本坊の連絡先(多分予約は宿坊ではなく本坊へ連絡する?)


桜本坊: http://sakuramotobou.or.jp/index.html 


竹林院: http://www.chikurin.co.jp/index.php 


東南院: http://www.yoshinoyama-sakura.jp/stay/s_tonanin.php 


喜蔵院: http://www.yoshinoyama-sakura.jp/stay/s_kizouin.php

      http://yoshino.or.jp/shukuhaku/yoshinosyukuhaku/index.html



#01

吉野の桜本坊 吉野の桜本坊

#02

竜泉寺の宿坊 竜泉寺の宿坊



小笹ノ宿


吉野から逆峯で奥駈を行う場合の初日の宿泊場所としてはここがベストポジションかもしれない.大峯の避難小屋の中では此処が水量の豊富さと近さで一番だろう.避難小屋はあるが僅か3名しか泊まれないので、連休中などは事実上利用できないものと思った方が良い.広いテントスペースは無いが、棚田のようなスペースが数カ所有るので、20〜25張りくらいはテントを張れそうだ.トイレはない.


#01

小笹ノ宿 小笹ノ宿

#02

3名ほどのスペース 3名ほどのスペース

#03

水量は豊富 水量は豊富

#04

テントも張ることができる テントも張ることができる



行者還避難小屋


北奥駈エリアで一番大きな避難小屋で、まだ建て替えられてから日が浅いのでとても綺麗で立派だ.小屋の中は大部屋(2階建て)と小部屋、炊事?スペースに分かれており、窓もありとても快適そうだった.炊事場の流し台には行者雫水から引いていると思われる(未確認)水が供給されているようだ.小屋はコル(鞍部)の上に建てられているので、小屋の周りには広いスペースはないが、頑張れば10張りくらいのテントが張れそうだ.トイレはない.


#01

行者雫水 行者雫水

#02

急斜面を下りて行く 急斜面を下りて行く

#03

給水ポイント 給水ポイント

#04

行者還避難小屋 行者還避難小屋

#05

小屋の後 小屋の後

#06

水道設備 水道設備

#07

小部屋 小部屋

#08

エントランス エントランス

#09

大部屋(2階) 大部屋(2階)

#10

大部屋(1階) 大部屋(1階)

#11

行者還岳&行者還避難小屋 行者還岳&行者還避難小屋



弥山小屋(営業小屋)


奥駈コース中唯一の営業小屋で、一般の登山客なども大勢利用しているのでとても賑やかだ.4月下旬から11月中旬まで営業しているようだ.水場はないが、小屋の営業時間中にであれば有料(1リットル100円)で手に入れることが可能だ.


・弥山小屋 Tel. 0747-52-1332
  要予約
  一泊二食: 8,000円
  素泊まり: 5,500円
  テント: 500円ぐらい(記憶が曖昧)場所はそれなりにある
  トイレ: チップ制の立派な公衆?トイレが設置されている
  水場: なし
  その他: カップ麺 300円、日本酒、ビール、コーラやジュース類(300円)なども売られている


#01

弥山小屋(営業小屋) 弥山小屋(営業小屋)

#02

旧弥山小屋? 旧弥山小屋?

#03

家族連れでテント泊 家族連れでテント泊

#04

トイレ トイレ



楊子ヶ宿避難小屋


行者還避難小屋を小型にしたような感じの避難小屋.今回は水場を確認することができなかったが、小屋の奥から谷沿いに下りて行った(往復15分くらい?)場所にあるようだ.小屋の中の壁に奥駈道に関する避難小屋や水場、周辺コース案内などの情報満載の案内図が貼られている.トイレはない.




#01

コース直下の東側斜面 コース直下の東側斜面

#02

楊子ヶ宿避難小屋 楊子ヶ宿避難小屋

#03

テントスペース テントスペース

#04

2階建てログハウス 2階建てログハウス

#05

小屋の中 小屋の中

#06

2階 2階

#07

壁にはコース案内図 壁にはコース案内図

#08

コース案内図 コース案内図



深仙避難小屋


釈迦ヶ岳と大日岳の間にある深仙ノ宿は本山派の修験道の聖地で、西行さんもここで月に関する歌を詠んでいる.北奥駈コースと南奥駈コースのほぼ中間に位置する.避難小屋と潅頂堂と呼ばれるお堂があるが、潅頂堂は本山派の修験道では『伝法潅頂』と呼ばれる重要な儀式を執り行うための神聖な場所なので、緊急事態でもない限り中に立ち入るべきではない.


避難小屋の中の壁には楊枝ヶ宿避難小屋と同様な奥駈道に関する避難小屋や水場、周辺コース案内などの情報満載の案内図が貼られている.小屋の中は頑張れば8人くらいは寝ることができそうだ.小屋の周辺にテントを張るスペースもある.香精水と呼ばれている水場は四天岩の有る方向に向かって2〜3分くらいの場所にある.この日はチョロチョロ水がでていたが、涸れることも多いそうなので、ここの水が涸れている場合は、少し離れてはいるが『かくし水』という代替の水場があるようなので、こちらで給水すると良いだろう.トイレはない.



#01

鳥の水 鳥の水

#02

深仙ノ宿 深仙ノ宿

#03

深仙避難小屋 深仙避難小屋

#04

香精水 香精水

#05

避難小屋の中 避難小屋の中

#06

簡易ベッド代わり? 簡易ベッド代わり?

#07

中で火は焚かない 中で火は焚かない

#08

潅頂堂と四天石 潅頂堂と四天石


前鬼宿


前鬼宿は古くから大峯奥駈修行を支えてきた重要な場所だ.今ではたった一軒になってしまったが、前鬼宿には小仲坊という宿坊が営まれており、我々のような一般登山客が奥駈けに挑むことができるのも、奥駈を途中で打ち切って小仲坊のある前鬼へ下りることができるという安心感があるからだろう.(実際に奥駈に挑戦する大部分の人達はここで下りてしまう)


前鬼宿や小仲坊についての情報は、下北山村のホームページやパンフレットに歴史や色々な情報が載っているのでそちらを参考にするのが良いだろう.


 ・世界遺産1 前鬼の里
 ・前鬼山小仲坊 
   連絡先: 土日祝: 07468-5-2210 (小仲坊現地)
        平日 : 072-834-1074 (小仲坊 第61代当主: 五鬼助義之さん)

   ※営業は土日・祝日のみ
    一泊二食: 8,000円
    素泊まり: 4,000円

      30〜40名程泊まれる無人の宿泊所があり、平日など営業していない場合でも利用可能(お金は集金箱に入れておけば良い)

  テント: 600円 テント場は小仲坊の直ぐ下にある平坦な芝地
  トイレ: チップ制の水洗トイレが設置されている
  水場:  本坊前に給水設備(水は豊富)
  その他: 日本酒、ビール、コーラやジュース類なども売られている
  公衆電話: 宿泊所前に電話ボックスあり


#01

太古の辻から前鬼へ 太古の辻から前鬼へ

#02

涸れ沢沿いの急斜面 涸れ沢沿いの急斜面

#03

二ッ岩 二ッ岩

#04

分岐ポイント 分岐ポイント

#05

小仲坊の行者堂 小仲坊の行者堂

#06

小仲坊のテント場 小仲坊のテント場

#07

閼伽坂(あかさか)峠 閼伽坂(あかさか)峠

#08

前鬼宿(小仲坊) 前鬼宿(小仲坊)


【太古の辻から前鬼宿までの下山ルートについて】

昭文社の『山と高原地図:大峰山脈』には記載されていないが、前鬼宿までの下山ルートには沢筋に下りて行くメインルートの他にもう一つ、二ッ岩の先から尾根沿いに下り、閼伽坂峠(三重の滝へ向かう途中にある峠)経由で前鬼宿へ向かうコースがある.


沢沿いのコースは石ころゴロゴロ、階段だらけの急コースで疲労した状態でこのコースはかなり堪える.特に雨などで滑りやすい時は余計に神経を使う.大雨の時は途中で沢を渡渉する必要があるこのコースは避けた方が良いだろう.


私自身は閼伽坂峠経由の尾根コースは歩いた事がないが、1/25000地形図などで見る限り距離は長くなるが、それ程危険な個所も無く足腰への負担も少なそうなので、時間の余裕(多分30分程度余計に掛かる:二ッ岩から前鬼まで90分という案内標識が二ッ岩下の分岐ポイントに立てられていた)がある場合は、尾根コースを歩いて見るのも良いだろう.


【追記】尾根コースを実際に歩いてみたときの記事は『前鬼再訪』で



前鬼宿周辺ルート案内
『太古の辻〜前鬼宿〜池原〜行仙宿』に関するルート案内図
(クリックで拡大写真を別ウインドウで表示)
図中の両童子岩は二ッ岩のこと.バス停の時刻は古い情報なので間違えないように!!!


 ・前鬼から吉野方面へのアクセス(公共交通機関)

 『R169ゆうゆうバスについて』下北山村ホームページ

注)このR169ゆうゆうバスは座席数15程度の小型バスで運行されているので、4月の吉野の桜シーズンや5月の連休中など大勢の登山客が利用する期間は全員が乗り切れない可能性が高いので注意が必要だ.平日と土休日とでは運行時間帯が全く異なることを念頭に入れておかないと悲惨な事になる.

奈良交通が運行していた当時のバス車両
奈良交通が運行していた時(2014年)のバス車両
車内の様子
車内の様子(2014年)

R169ゆうゆうバスもほぼ同じ大きさのバスで運行されている

私のお薦めとしては、下り便の 前鬼口 10:29発 の便で、池原ダムの下につくられた『きなりの郷』 でのんびり温泉に浸かってから、池原 15:14発の上り便で吉野方面へ戻るのが良いだろう.R169ゆうゆうバスはPasmoやJR系のICカードに対応している.正確な運賃は忘れてしまったが、池原〜大和上市駅までは2,300円前後だったと思う.小仲坊からバス停のある国道169号線の前鬼口までは、綺麗にアスファルト舗装されている(一般車は途中のゲートまでしか入れない)が、歩くと2時間〜2時間30分は掛かるので、バスの時間に合わせて余裕を持って小仲坊を出発した方が良いだろう.(山と高原地図でのコースタイムは2時間30分)



南奥駈エリア(太古の辻〜熊野本宮)


持経ノ宿


持経宿避難小屋は林道沿いにあり、5月の連休中は新宮山彦グループのメンバーが小屋の管理のために常駐していることが多い.小屋の大きさはせいぜい10人くらいしか収容できない程度の小さな小屋だが、私が滞在した時は囲炉裏を囲んで皆で団欒のひとときを過ごすことができた.水場は小屋から林道を5分程下った道端にあるが、湧き水というよりは沢水と言った方が正確だろうか.トイレは小屋の半地下部分にある.小屋の周りにはテントスペースと呼べるような場所はないが、少し離れた場所にテントを張ることは可能だ.


小屋の管理人としてYさんが常駐している時は、秘密のマントラを唱えるとご褒美???にありつけるかも...(^_^;)


持経宿、平治宿、行仙宿の避難小屋は新宮山彦グループが中心となって維持管理されているので、これらの小屋を利用する場合は、協力金として1,000円を募金箱に入れておきましょう.小屋だけではなく登山道や標識なども整備されており、現在南奥駈道を一般の登山者が歩けるのは彼等の整備のおかげと言っても過言ではないだろう.(感謝!!!)


#01

持経ノ宿 持経ノ宿

#02

水場は林道を 水場は林道を

#03

小屋併設のトイレ 小屋併設のトイレ

#04

囲炉裏を囲んで団欒 囲炉裏を囲んで団欒



平治ノ宿


平治宿避難小屋は奥駈コース沿いにあり、小屋の大きさは持経ノ宿を少し小さくした感じの小屋だ.私は確認していないが、水場は小屋から急な斜面を下った場所にあるようだ.20リットルのポリタンクと背負子があるので、小屋を利用したときは是非ともボランティアで水を汲み上げておこう.トイレはあるようだが、私は確認していないのでどのようなトイレかは不明.テントは小屋の後に張るスペースがある.




#01

平治宿避難小屋 平治宿避難小屋

#02

避難小屋入口 避難小屋入口

#03

水場への標識 水場への標識



行仙ノ宿


行仙宿避難小屋は南奥駈コースにある避難小屋としては最大で、新宮山彦グループの活動拠点として活用されているようだ.私が立ち寄った時はグループのメンバーが5〜6人滞在していた.お茶などのお接待をして貰った.国道425号線の白谷トンネルや近くまで林道が来ているようなので、それ程苦労すること無く行仙ノ宿まで来ることができそうだ.


自家発電機や電灯なども整備されているそうなので、南奥駈を行う場合は行仙ノ宿で一泊すると良いだろう.水場は小屋の近くにはないので、水を確保するには、急な谷を下りて行かなくてはいけないようだ.同じように20リットルのポリタンクと背負子が用意されているので、小屋を利用したときは是非ともボランティアで水を汲み上げておこう.私はトイレを確認していないが、案内図中には洋式トイレのマークがあるので、トイレも併設されているようだ.テントを張るスペースについては未確認.




#01

行仙ノ宿 行仙ノ宿

#02

行仙小屋の内部 行仙小屋の内部



行仙ノ宿〜玉置山までの間の水場情報


南奥駈コースはコース上に水場が少なく水の確保に苦労する.コース中で見つけた水場案内の標識を幾つかピックアップしてみた.ただ、実際に水場へ下りて確認した訳ではないので、実際に水を確保できるかどうかは不明だ.



#01

葛川辻 葛川辻

#02

地蔵岳付近の水場案内標識 地蔵岳付近の水場案内標識

#03

古屋辻(21世紀の森公園) 古屋辻(21世紀の森公園)

#04

21世紀の森公園への案内標識 21世紀の森公園への案内標識



玉置山周辺


玉置神社、玉置山は熊野本宮まで1日で行ける圏内にあるので、殆どの人はここで1泊することになるだろう.玉置山の展望台は、トイレや四阿もあり、一見するとテントを張るには好都合そうなのだが、車で容易に上がって来ることができる場所なので、夜中まで車の騒音やカップル連れに悩まされる事になる.ここではテントを張らない方が良いだろう.玉置山の頂上付近の広場の方がテントを張る場所としては良いだろう.


玉置神社には宿坊施設があるが、この施設は行者修行者のための宿泊施設で、一般の登山客のための施設では無いので、この宿坊に泊まることは考えない方が良い.


参籠についてのお問い合わせ(玉置神社ホームページ)

玉置神社から熊野本宮までの間には一切水場が無く、南奥駈コースの難区間と言っても良いだろう.神社の社務所前の簡易水道施設で水を入手可能なので、ここでたっぷり水を確保しておくことを忘れずに.この先で水があるとしたらは本宮近くの七越の峰近くの公園の公衆トイレ(飲料水ではない)ぐらいしかない.



#01

玉置神社本殿 玉置神社本殿

#02

玉置神社宿坊 玉置神社宿坊

#03

玉置神社の境内 玉置神社の境内

#04

玉置山頂上付近 玉置山頂上付近

#05

玉置山展望台へ 玉置山展望台へ

#06

玉置山展望台 玉置山展望台



大峯奥駈道 逆峯(吉野→熊野本宮)の行程


大峯奥駈道を踏破する場合、ほぼ100%と言っても良いくらい、吉野から入って熊野本宮へと南下する逆峯コースを選択している.全区間踏破する場合、健脚であれば4泊5日の行程が無難な所だろう.



  1日目: 吉野 → 小笹ノ宿
  2日目: 小笹ノ宿 → 弥山
  3日目: 弥山 → 行仙ノ宿
  4日目: 行仙ノ宿 → 玉置神社
  5日目: 玉置神社 → 熊野本宮

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