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2018
淀川登山口〜宮之浦岳〜白谷雲水峡
宮之浦岳トレイル
九月の三連休の谷間の比較的空いている時期を狙って屋久島をプチ縦走してきた.鹿児島港から高速船トッピーで屋久島の安房(あんぼう)港へ向かった.三連休の最終日ということもあり、満席の船内は観光客よりも帰島する島民の方が多かった.
安房港の直ぐ側の民宿に泊まり、翌朝の一日二本しかないバスで宮之浦岳への代表的な登山口である淀川登山口へ向かった.淀川登山口からは宮之浦岳は日帰り圏内のようで、登山口の周辺は日帰り登山客の車で一杯だった.
紀元杉まではバスで行くことが出来るが、そこから先の淀川登山口までは林道をトコトコ歩いて行くか、安房辺りからタクシーで乗り入れるしかない.今回は避難小屋泊まりの一泊二日の日程なので、バスと徒歩で淀川登山口まで行くことにした.
淀川登山口の出発時間が午前11時にという遅い時間になってしまったが、日没までに新高塚避難小屋に辿り着ければ良いので、焦らずのんびり登って行くことにした.前日の鹿児島市内の最高気温は34〜35度もあり、とても暑かったが、この日の屋久島も気温は30度を超えていた.屋久島は湿度がとても高く数分歩いただけでも大量の汗でびしょ濡れになった.
屋久島は常に多量の雨が降っているだけあって、登山道周辺の至る所で水が流れ出ていた.水の確保の苦労をしなくても済むのは嬉しいが、高温多湿環境での登山はかなり体力を消耗することになる.
この日は平日にも拘わらず、新高塚小屋は宮之浦岳登山目当ての人達で結構混み合っていた.小屋泊まりの経験が全く無い人達が多かったためか、山小屋での基本的なマナーを弁えない人達が多く、夜中中ドタバタ・ゴソゴソと五月蠅くて眠れなかった.もう二度と屋久島の避難小屋には泊まりたくなくなるくらい最悪の一夜だった.
私にとっては世界遺産なんてどうでも良い事なのだが、このような傍迷惑な連中が大勢押し掛けて来るのもひとえに『世界遺産』の効果なのだろう.『世界遺産なんて糞食らえ!!! バカヤロー』
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