日本海に沈む夕日(利尻山避難小屋)


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2020

小黒崎・美豆の小島

小黒崎・美豆の小島


あ・ら・伊達な道の駅 似顔絵の展示 地元の農産物 紅葉 歌碑 美豆の小島の案内板 怪しい岩礁発見 ひょうたん島 鳥居を見つけて 現在は河川敷の一部 美豆の小島の説明文 小黒崎山 川渡駅

今年の年明けに奥州平泉まで『奥の細道』での芭蕉と曽良の足跡を辿ってきたが、ようやく『奥の細道』巡りの続きを再開することができる状況になってきた.今回は週末の二日間を利用して尿前の関から尾花沢までの足跡を辿ってみることにした.


芭蕉と曽良は尾花沢の鈴木清風を訪ねるため平泉から折り返して、一関を経由して岩出の里で一泊した後に出羽街道の難所である奥州山脈を越えるため尿前の関へ向かった.その途中にある『小黒崎・美豆の小島』と呼ばれる歌枕の地に立ち寄っていることが奥の細道の本文や曽良の日記に記されている.


【尿前の関】
 南部道遙かに見やりて、岩出の里に泊まる。小黒崎・みづの小島を過ぎて、鳴子の湯より尿前の関にかかりて、出羽の国に越えんとす。


『小黒崎・美豆の小島』はJR陸羽東線池月駅と川渡(かわたび)駅のほぼ中間に位置するので、岩月駅で列車を降りて川渡駅までの区間を歩いてみた.国道47号線沿いに鳴子温泉方面へ歩いて行くと、右手側に標高245m程の小さな小黒ヶ崎山があり、山全体が紅葉している中に松の緑が点在していて艶やかだ.歌枕の山として大切に手入れされてきたのだろう.


美豆の小島は江合川(新雄川)の河川敷にある小さな岩の島ということだが、駐車場に立てられている案内板から周囲を見回してみたが、辺り一面草ぼうぼうで美豆の小島が一体何処にあるのかさっぱり分からなかった.岩の上に鳥居が建っていなければ恐らく美豆の小島と気付かずに通り過ぎていたかもしれない.


曽良の日記では、

 川中二岩嶋二松三本、其外小木生テ有。水ノ小嶋也。今ハ川原、向付タル也。古ヘハ川中也。

と記されているので、当時も今と同じような状況だったのかも知れない.



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