5月の戸隠はバードウオッチングを行うにはベストシーズンな筈なのだが、異常気象の影響なのか今年は何時もより野鳥が少ないように感じた.
久しぶりに宮ヶ瀬湖畔へ鳥見散歩に出掛けることにした.
先週の三浦半島の武山での鷹見に引き続き、鷹の渡りスポットとして名高い伊良湖岬を訪れることにした.この三連休も初日以外は天気が悪そうだということで、急遽思い立って金曜の夜に豊橋入りして、翌朝一番電車とバスを乗り継いで伊良湖岬へ向かった.
浦半島の武山の頂上にある展望台は、鷹の渡りを見る絶好のポイントだと言う.雲一つ無い快晴に恵まれた日曜日ということもあり、武山の展望台はホークウオッチャーで賑わっていた.
年のヨシ焼きが13日の(土)に予定されているので、ヨシ野原が灰になってしまう前にチュウヒ君達に会いに久々に渡良瀬遊水地へ向かった.
先日の台風の大雨による洪水によって渡良瀬遊水地がかつて無いほどの規模で全域が水に浸かってしまったと聞いていたので、立ち入り禁止区域が全面解除されているというので様子を見に出かけた.
苫小牧の近郊にある日本初の野鳥サンクチュアリに登録されたウトナイ湖に立ち寄ってみた.ウトナイ湖はそれ程大きな湖ではないが、湖の周囲は国道36号線周辺に道の駅などの施設や自然探索路があるものの、それ以外の場所は人が立ち入ることのない手つかずの自然が残っている.
所用で札幌へ行った帰り際に旭山記念公園に立ち寄り、ほんの少しだけバードウオッチングを楽しんできた.今回はカメラを持参していなかったので野鳥の写真は撮れなかったが、シマエナガをじっくり観察することができた.シマエナガは巨木の谷付近や吊り橋の辺りによく出現するようだ.1時間くらいの間で何度も目撃することができた.他にキバシリやキクイタダキ、ゴジュカラやコガラなども良く観察された.
3月下旬並みの陽気で風も穏やかだったので、午後から急遽渡良瀬遊水地に出掛けることにした.前回念願のコミミズクをじっくり観察できたので、今回はチュウヒの塒入りをメインターゲットにした.今回もJR野木駅をスタート地点にして、第2調整池でコミミズクやチョウゲンボウ、コウノトリを見てから、鷹見台を経由して第1調節池でチュウヒの塒入りを観察した後、板倉東洋大前駅から帰路に付くことにした.
今年に入ってから三度目の渡良瀬遊水地巡りとなったこの日は暖かで風もそれ程強くないので、念願のコミミズク君に出会えるかもという期待から、第二調節池の東側の土手を歩いて、巴波川(うずまがわ)の土手のコミミズク出現ポイントまで散策することにした.