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2009

産卵場所を強制移動

前回産卵したライブロックを水槽の前面へ移動


水槽の掃除ついでに、10期目の産卵場所となったライブロックを観察しやすいように水槽の最前面へ移動させた.なるべく産卵しやすいようにライブロックを配置するのが結構難しい.ペルクラ君達は少しでもライブロックの配置が気に入らないと、口先を使ってライブロックを動かそうとする.結構大きなライブロックでも平気で動かしてしまう.メスが時々ライブロックの掃除をしているので、どうやら次もこのライブロックに産卵してくれそうだ.予定では今週の水曜か木曜ぐらいに11期目の産卵が行われそうな気配だ.


メスの方は体長8cm、オスは7cm位だろうか.ペルクラにしてはかなり大きい方だろう.産卵するようになるにはこのくらいのサイズでなければ無理なのだろう.我が家のもう一組の若いペルクラのペアの方は実際に物差しで体長測定してみたところ、メス6cm, オス5cm であった.


ジュニアペア君達が安心して子作りに励めるように、今までよりも少し広い水槽(トーアプラスティック製 Greedy 35)のメイン居室に引っ越しさせてあげた.あと半年もするとジュニアペア君達もせっせと子作りに励んでくれるのだろうか.


2月から3月にかけて生まれた稚魚たちは2〜3cm位になって、乾燥餌やブラインシュリンプなど何でも食べるようになった.ペルクラの子供達だけに昼間は兄弟同士で小競り合いを繰り返しているが、夜になるとハタゴの布団に仲良く押しくらまんじゅう状態で休んでいる.


成長するにつれて体の模様が親と同じようになるものだと思っていたが、なかなかペルクラらしい縞模様になってくれない.殆ど例外なくイレギュラーと言っても良い.ペルクラの場合ブリードだと必ずこのような現象が起きるのだろうか.自然環境と人工の水槽環境で遺伝子レベルでこのような違いが生じるのが不思議だ.


相変わらず親たちは子作りに一生懸命なようなので、暫くはベビーラッシュが続きそうだ.そろそろ子供達を引き取ってくれるところを探さないといけないようだ.



産卵場所を水槽の前面に誘導する
産卵場所を水槽の前面に誘導する
夜は皆仲良くハタゴの布団でお休み中
夜は皆仲良くハタゴの布団でお休み中