駒ヶ岳頂上より仙丈ヶ岳を望む


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04

2011

丹沢三峰(戸沢→書策新道→宮ヶ瀬)

戸沢入口→秦野戸川公園→(戸沢林道)→戸沢→(書策新道)→新大日→塔ノ岳→丹沢山→丹沢三峰→宮ヶ瀬


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中国大陸からの黄砂で視界は悪そうだったが、それなりに晴れそうだというので前回のリベンジで書策(かいさく)新道を調査がてら登ってみることにした.いつもの丹沢・大山フリー切符Bを買い渋沢駅から大倉行きのバスに乗ろうとしたが次のバスまで30分以上待たなければならなかったので秦野行きのバスに乗り戸沢入口というバス停で降りた.そこからとことこ歩いて秦野戸川公園まで行き、そこから戸沢林道を1時間以上掛けて登って行った.

書策新道の状況について(2011年5月4日)


先日(4/17日)書策新道に挑戦しようとしたが、震災後の余震で落石頻発危険との警告テープに恐れをなして敢えなく書策新道ルートを断念した.今回は余震も大分少なくなってきたのでとりあえず行けるところまで行ってみようと言うことで警告テープを無視して登って行くことにした.


実際に登ってみると思っていた以上に快適な登山道で、標識などは殆ど無いものの赤や黄色のマーキングテープや岩に描かれたペンキの矢印などがあるので、それほど道に迷うことはなさそうだ.ただ崖のトラバースが非常に多く、常に落石や滑落の危険があるので『山と高原地図』に注意書きが書かれているように、やはり初心者には難しいだろう.


今回の書策新道の歩行で一番危険性を感じたところは水無川本谷沢のF5の手前の崩落した崖のトラバースだった.不安定なロープがまわりの木の枝に縛り付けられただけの簡易なものなので、安定性に欠けるのでとても全体重の負荷に耐えられるようなものではない.かなりバランス感覚を要求されるので不安な人は避けた方が良いだろう.


道に迷いそうな所としてはセドノ沢沿いに登って行き途中で右側の谷に折れるところが注意しないと分かりずらかった.沢の奥まで赤いテープが木の枝に貼ってあったのでてっきりそこまで登って行くのかと思ったら、実際の右折ポイントはその赤いテープの遙か下だった.


そこから先の表尾根と交わる部分までは難しいところもなく大倉尾根や麓の街を見下ろすことのできる良い道だった.前回書策新道の入口手前に貼られていたテープは誰かが切り捨ててしまったようだ.今回書策新道の登りで3組4人とすれ違ったので、テープで遮られていなかったので書策新道経由で下りたのだろう.


書策新道の通行止めの措置はどこの誰が中心となって行ったのか判らないが、震災から2ヶ月近く経ち余震も少なくなった現状では個人の判断に任せて良いのではないかと思う.尤も震災の前から(ここ数年?)黄色い通行止めのテープは貼られていたようなので、特に今回滅茶苦茶に登山道が崩壊したという訳ではなさそうだ.



  崩落の状況は震災前とそれほど変わっていないようだが、滑落や落石の危険性は依然としてかなり高いと言えるだろう.山歩きに慣れている人であればそれほど困難なルートではないが、初心者にはとてもお勧めできない.個人的には趣のあるとても魅力的なルートだと思うが、このまま廃道になるのは仕方がないのではないかと思う.

書策新道を登り終え表尾根に出ると状況が一変するほど登山客で溢れかえっていた.流石に連休だけあって普段の何倍もの人が塔ノ岳を目指して登っていた.表尾根より上は殆どガスっていて展望は期待できなかったがとりあえず丹沢山まで行ってみることにした.塔ノ岳で休憩した後丹沢山へ向かったがやはり閑散としていた.大倉へ戻るのも面白くないので今回は時間的にはちょっと厳しかったが丹沢三峰を経由して宮ヶ瀬湖まで縦走する道を下りることにした.


この道はとてもマイナーな道のようだが、私自身は数多くある丹沢の登山道のうちでもベスト5に入る歩き易く快適な山道だった.大部分が天然の土の道でふかふかの土の感触が何とも言えず疲れた足に優しかった.途中1人だけすれ違ったがそれ以外は全く人にも会わない心ゆくまで一人山歩きを楽しむことのできる穴場的な登山道だった.ただ丹沢山から宮ヶ瀬まで11kmあるので体力的にはかなりきついので蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳などの山小屋泊まりの山行が良いだろう.日帰りはちょっときついだろう.


ちなみにATLAS ASG-1のデータによると、  歩行距離: 約27.65km、 経過時間 8時間40分、区間消費カロリー 2,282kcal でした.


消費カロリーは多分平地ウォーキングでの計算値なので、実際はもっと激しいのではないかと思う.ちなみに朝の出発前に測った時と帰宅後に測った時とでは約2kg程体重が減っていた.


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