10
02
2013
大雪山トレイル 2013秋(最終日)
カムイミンタラ(神々が遊ぶお庭)をお散歩
白雲岳避難小屋→緑岳→赤岳→北海岳→間宮岳→中岳→北鎮岳分岐→黒岳石室→黒岳→黒岳ロープウェイ5合目[9/19 2013]
昨日の夕方から降り始めたみぞれ混じりの雪は夜には完全な雪に変わり、朝起きると積もった雪で辺り一面真っ白だった.大雪山系では例年紅葉の季節が始まる9月中旬くらいに初冠雪を迎えることが多いのでこの時期の雪は決して珍しくは無いが、数日前に猛暑の東京に居た身にとっては劇的な環境変化だ.積雪量は大したことなく歩くのが困難という程ではないが、吹きだまりに足を取られてしまうと膝下位まで雪に埋まってしまう.
白雲岳の避難小屋に泊まっていた私のまわりの人達は皆、小屋の東側の稜線まで御来光を見に出掛けてしまったため小屋の中は閑散としていた.
最終日の行動予定は特に考えて居なかったが、天気が良さそうなのでお鉢平をぐるっと廻ってから層雲峡方面へ下山することにした.とりあえず緑岳から小泉岳、赤岳と寄り道してから、まだ歩いたことのない北海岳から間宮岳分岐へ抜けてみることにした.
小泉岳から北海岳へ向かう途中で、白樺荘で一緒になった在住フランス人のC君と再開した.彼は17日に黒岳石室、18日に白雲岳避難小屋に泊まる予定で計画を立てていたが、初日の悪天候で一日順延して18日に黒岳石室に泊まり、この日の朝に北海岳を経由して銀泉台へ下山するところだった.
お鉢平はハイマツの緑に黄色や赤の紅葉、真っ白な雪と空の青さが相まって何とも言えない素晴らしい景色が展開していた.今回の北海道遠征は前半は台風の影響で天候に恵まれなかったが、大雪山のこの素晴らしい光景を堪能できただけで十分満足の行く遠征だった.お鉢巡りをしたあと黒岳から麓の層雲峡温泉に下り、一風呂浴びてからバスで旭川へ戻ることにした.層雲峡温泉から旭川までのバスで再びC君と一緒になった.彼は今晩は旭川のホテルに泊まり、明日の午後に新千歳空港から羽田行きの便で帰るようだ.旭川駅でC君と別れJRで札幌へ向かった.
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