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2009
東海自然歩道 【京都:清滝〜高雄】
東海自然歩道 【京都:清滝〜高雄】
東海自然歩道というハイキングコースが環境省によって整備されているのをご存じだろうか.普段ハイキングや山登りをしている人であれば一度や二度は聞いたことがあることと思う.東京の高尾山を起点に、大阪の箕面市まで11の都府県にまたがり総延長1,697Kmにも及ぶ壮大なハイキングコースだ.
この東海自然歩道の一部が京都の清滝川沿いに通っていて、絶好のハイキングコースになっているので簡単に紹介しておくことにする.
私が普段このコースを歩くときは栂尾の高山寺や高雄の神護寺を訪れてから、清滝川沿いに下って行き、清滝、鳥居本、嵐山というコースを辿ることが多いが、今回は珍しく清滝から高雄まで川を遡って行くことにした.
このコースは急な斜面や足場の悪いところは殆どなく、とても整備された歩きやすい道なので、高齢の方でも安心して歩ける.距離もとても短い(2〜3km)ので、観光ついででもそのまま歩くことができるだろう.但し、所々ぬかるんだ場所や岩がむきだしの箇所があるのでハイヒールやサンダルは止めた方が良い.トレッキングシューズを用意するほどの道でもないので、普通のスニーカーでも十分歩けるコースだ.
この日(2006年12月2日)は紅葉シーズンの日曜日で、何かのハイキングイベントが行われていたため大勢のハイカーに遭遇してしまったが、普段はあまり人の居ない割と静かなハイキングコースだ.春から夏にかけては稚鮎が沢山川を泳いでいて、川遊びもできるとても涼やかで気持ちの良い場所なので、京都を訪れた際には是非とも散策してみては如何だろうか.