国土地理院が公開しているWebマップサービス 『地理院地図』がこの3月に更新されて機能アップがはかられたが、『地理院地図』は Leaflet というJavascriptベースのフレームワークを用いて開発されている.
OpenLayers 3 では標準的なベースマップとしてOSM(Open Street Map)やBeing Mapsなどが使用可能だが、世間で最もポピュラーなGoogle Mapsがサポートされていない.
Google Mapsをベースマップ(正確にはレイヤー重ね)に関する記述を見つけた.この方法だと、Google Maps APIを用いているのでライセンス的な問題は無いだろう.
Google Developersの “Google Maps JavaScript API” ページにGoogle Mapsで発生するイベントの種類をほぼリアルタイムで画面上に表示させるサンプルが載っている.Google Mapsの機能をフルに活用したカスタムWEBマップを作成する際の参考にすると良いだろう.
OpenLayers3のサイトに GPX, KML などのファイルを地図上にドラッグ&ドロップするだけで地図上に重ねて表示するが載っていたので、このコードをちょっとだけ弄ってベースマップを国土地理院の地図に置き換えたサンプルを置いてみた.
このサイトで過去何回か国土地理院の電子国土や新しくなった地理院地図について採り上げてきたが、地理院地図
http://portal.cyberjapan.jp/ で用いられているシステムを眺めていたら、役に立ちそうな機能が実装されていたので、Google Mapsなどの他のWEBシステムの参考例なども含めて簡単に紹介しようと思う.
今回は、Google Mapsでは表示されない山岳部の等高線情報を無理矢理Google Mapsの上にオーバレイ表示してしまうという試みだ.あまり実用的ではないが、Google Mapsや地理院マップの使い方の練習としては面白いだろう.
国土地理院の利用規約のページを再度覗いて見たら、『
許諾を得るための申請要領等について』というページが設けられていた
9/19日から一般向けにリリースされるiOS6だが、新しいMapシステムの地図の出来映えはまだGoogleの足下にも及ばないようだ.iOS6ではこれまでのGoogleのラスターイメージベースの地図からApple製のベクター形式の地図に変更されたのだが、ベクター形式の地図はやはり道路のラインの描画や文字の表示が圧倒的に優れている.
WEBマップシステムの開発に携わっている人達の多くはGoogleのWEBマップAPIに慣れ親しんでいると思われるので、今回はGoogleのWEBマップAPIを用いてOpenStreetMapと電子国土V4の背景地図を表示するプログラムを紹介しようと思う.
このところOpenLayersを用いて新しくなった電子国土V4システムの背景地図を色々と試しているが、OpenLayersでレイヤーをオーバレイ表示する方法が何となく分かったので簡単に紹介しておくことにする.