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2018

BeagleBoard-X15が面白そう

BeagleBoard-X15は何だか凄そう


Beagle Boneシリーズの後継という訳ではなさそうだが、BeagleBoard から超強力な小型ボードが出荷されているようだ.お値段は US$269.95(Digi-Key)とBeagle Boneの4~5倍程掛かるが、ハードウェアのスペックは比較にならないくらい高性能だ.


Beagleboard X15
Digi-keyより注文していたBeagleboard X15 が届いた

メインプロセッサは TI Sitara AM5728(ARM Cortex-A15 1.5GHz x 2 core)を搭載していて、メモリ 2GB DDR3L、Gigabit Ethernet、eSATA、PCIe など豪華なHWスペックだ.Beagle Boneシリーズで使われているSitaraプロセッサの系列なので、MacASPシリアルインタフェースも4系統使えるようになっている.4系統のうち MacASP3は内部でオーディオコーデックチップ TLV320AIC3104 に直接接続されている.このチップはI2S入力で8〜96KHzのサンプリング周波数に対応しており、スペック的にはS/N比:102dBA、16/20/24/32 bitのオーディオデータが扱えるらしいので、そこそこのオーディオクオリティーが期待できそうだ.


AM572x Block Diagram
TIのAM572xデータシート[ http://www.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/am5728.pdf ]より引用

ハードウェアがゴージャスな分余計なノイズの発生やCPUリソースの浪費など、ピュアオーディオ的にはマイナス面が大きそうなので、これをメインのデジタルオーディオボードとして使うことはないかもしれないが、Gigabit Ethernetポートが2つ備わっていて、Disk I/O廻りもSATAドライブなどが使えるようなので、NAS兼メディアサーバとしての活用が期待できそうだ.



elinux.orgのホームページ『”Beagleboard:BeagleBoard-X15″ 』より引用
https://elinux.org/Beagleboard:BeagleBoard-X15

BeagleBoard-X15の詳細は、elinux.orgのホームページ  https://elinux.org/Beagleboard:BeagleBoard-X15 を参照すると良いだろう.先ほどBeagleBoard-X15をDigi-keyで注文したので、順調に行けば3〜4日で届くだろう.色々と遊んでみるつもりだ.


余談


実は2月に、TinkerBoard S をいち早く手に入れたのだが、このボードの電源供給上の制約(BC1.2に準拠したパワーサプライでなければ起動させることができない)により、未だにまともな稼働環境が作れていない状態だ.単純に拡張端子の電源ピンに+5V/4AのACアダプタ出力をつないでみたりしても、起動させることができなかった.手持ちのモバイルバッテリ +5V/2.1Aでは、OS起動の途中までは行くのだが、途中でシャットダウンして強制リブートされてしまう.BC1.2準拠大出力ACアダプタがないと駄目みたいだ.


  ・ http://www.physical-computing.jp/page/21
  ・ Battery Charging v1.2 Spec and Adopters Agreement

BC1.2のDCP(Dedicated Charging Port)では、D+/D- 端子間を 200オーム以下で短絡すれば良いみたいだが、規定上最大1.5Aまでしか流せないことになっている.試しに D+/D- 端子間を短絡(抵抗値は多分0.1〜0.2オームくらい)した状態で、外部拡張端子に+5Vを給電(3A以上出力可能なACアダプタ)してみたが、全くOSが起動しない状態だった.モバイルバッテリの仕様が良く判らないが、2台あるうちの一台だけはOSの初期ブートまでは行くが、もう一台は全く起動しない状態なので、やはりBC1.2規格に準拠した大電流出力可能なACアダプタが必要なようだ.


Raspberry Piなどの小型コンピュータボードやスマートフォンなどの電源入力端子としてマイクロUSBが一般的になってしまったが、こんな微少で細い端子ピンに3A近くもの電流を流すこと自体自殺行為の筈だが、何でこんな状態が続いているのだろう.マイクロUSBコネクタのような困り物が早く消滅することを望む.


現在は第2ロットが生産されていて、こちらは電源供給上の制約が緩和されているみたいなので、初期ロットに飛びついた人達は結局人柱となったということか...


3月末に秋葉原で開催された第1回のTiker bord User Meetingに参加申し込みしていたのだが、年度末のドタバタで、結局参加できなかったのが残念だ.そのうち、Tiker boad S についても色々と紹介しようと思う.



試しにApple純正iPad用のUSB出力電源アダプタ(12W)をつないだら、ようやくまともにOSが起動するようになった.やれやれ...


マルツさんでTinkerboard S での動作検証が取れているACアダプタが売っていたので買ってきた.流石に日本の代理店のお墨付きACアダプタだけあって、何の問題も無くあっさりとOSが起動する.出力も小型の割に5V3Aと余裕があり、ケーブルに中間スイッチも付いているので、華奢なマイクロUSBコネクタを抜き差しせずにON/OFFできるのはありがたい.


]Tinker board S with Tinker OS

動作検証済みアダプタ
テックシェア(Physical Computing Lab)が販売している動作検証済みACアダプタ

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