y2blog » iPhone用GPSナビに挑戦 #8

12

31

2011

iPhone用GPSナビに挑戦 #8

電子国土V4システムに関するアナウンス


12/26日に国土地理院から電子国土V4システムに関する発表がなされました.今夏から電子国土V3システムでの試験運用が開始されていましたが、OpenLayersを用いた電子国土V3システムのソースコードが正式に公開されました.


アナウンスによると2012年夏頃を目処に電子国土V4システムの試験運用を開始し、2012年末には電子国土V2,V3ともに運用を廃止するということのようです.


電子国土Webシステムの開発予定
電子国土V4システムの一番大きな変更点は、背景地図の画像データが緯度による可変長の縦長矩形タイリング画像からメルカトル図法による正方形ベースのタイリング画像に変更されるということです.現在取り組んでいる電子国土背景地図を用いたiPhone用GPSナビシステムでは、この背景地図の画像データを利用して画面に地図を表示するので、背景地図の仕様変更は地図表示部分の作り込みに大きく影響しそうです.


可変長の縦長矩形タイリング画像を扱うのはとても厄介でどうやって地図をタイリング表示させようか悩んでいましたが、固定長の正方形タイリング画像になるのは大歓迎です.また、これまでの独自仕様のXML上乗せデータ形式からGoogle Earthなどで使われているKMLやGMLなどのデータ形式に対応できるようになるそうです.


これまで電子国土システムが独自仕様であまりにも使いにくかったので、一般にはあまり利用されていませんでしたが、今後は一般で使われているGIS上でも電子国土の基盤地図が使えるようになるでしょう.


電子国土システムの仕様の大幅変更に伴い、現在取り組んでいるiPhone用GPSナビシステムについても今後の開発の方向性を検討する必要がありそうです.現在の電子国土の背景地図の仕様に合わせて開発を行っても、1年後にはサービスが停止してしまうのではとても開発する気にはなれません.現仕様と新仕様の両方に対応したバージョンを作るのも大変な作業になってしまいますので暫くはこのプロジェクトも棚上げですね.


電子国土V3システムのソースコードが公開されたのは良いのですが、肝心のドキュメントが殆ど無く簡単なサーバの設定メモ程度のものしかありません.そのうちきちんとしたマニュアルが出てくるのかもしれませんが、ソースコードだけから電子国土V3システムの概要を知ることは大変な作業ですね.ソースコードをちょっと覗いただけですが、既存のAPIをOpenLayersベースに載せるのに相当複雑な処理を行っているようです.このコードをベースにしてWebアプリを開発するのは前途多難ですね.


相変わらず文字コードが ”Shift-JIS” であることを前提に作られていたりして困った物です.いい加減 Shift-JISなんてアホな文字コードを使うのは止めて貰いたいものです.


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