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01
2011
Highslide JS イメージギャラリ
Highslide JS イメージギャラリを試して見る
これまでに Javascript ベースのイメージギャラリとしてLightbox 2.0や Galleria 等のライブラリを用いてきたが、これらのライブラリは jQuery や Prototype などの外部Javascript フレームワークを用いているため、これらの外部フレームワークなどのアップデートなどにより導入後も結構メンテナンスが必要だった.
今回 Javascript ベースのイメージギャラリとして新たに、 “Highslide JS” という外部フレームワークを使っていない独自のイメージギャラリをテストしてみることにした.まだ、使い始めたばかりなのでどのような機能があるのか良く分からないが、サンプルなどを見る限りかなり高機能なイメージギャラリを構築することができそうだ.
これまでは用途に応じて Lightbox2.0 と Galleria 1.2 を使い分けて来たが、このギャラリを上手く使いこなすことができれば、このギャラリだけで両方の機能を置き換えることができそうだ.
Highslide JSの開発元は “Hichart” を開発している “Highslide Software” という会社で、商用での利用には有料でこのソフトウェアをライセンスしているが、非商用の場合は無償でこのソフトウェアを利用できる.
Highslideギャラリーの実装例 [ mylightbox ngg_gallery=4 thumb_class=”kodachrome” ]
[ mylightbox ngg_gallery=10 thumb_class=”filmstrip” mapviewer=”colorbox” ]
とりあえず WordPressのプラグインを作成してみたが、”ThickBox3.1″ が IE9 に対応していないので “ThickBox” 以外に”ColorBox” という “ThickBox” と同じようなJavascript のライブラリを組み込んでみた.IE9の場合には “ThickBox” から強制的に”ColorBox” に切り替えるようにした.
プラグインの作成では電子国土の Javascript ライブラリの制約や不具合が多くて”ThickBox”や”ColorBox”上で電子国土地図を表示させることに苦労した.電子国土のシステムは最新の技術を採り入れて一度ゼロから作り直さなければ使い物にならなくなるのではないかと思う.国土地理院が提供するサービスは基本地図情報データをユーザに提供するだけにして、そこでどのようなアプリケーションを作成するかは全てユーザ側に任せた方が良いと思う.その方がユーザが使いやすい便利なシステムを構築できる筈である.
電子国土の Javascript ライブラリの問題があるので残念ながらこのプラグインは一般には公開できないだろう.