昨日のガスまみれの天候とは打って変わって、空は雲一つ無い絶好のコンディションだった.今回の縦走の最終日が最高のコンディションとなったことに感謝しながら化雲岳へ向かう.
天気予報では晴天が続く筈であったが、大雪の山の上は昨夜から雨模様となっていた.昨夜避難小屋に泊まっていた人達はまだ雨が降り続く中次の目的地へ向けて出て行った.今日の予定は五色岳、化雲岳を経てトムラウシ山を目指すが、天気が良くないのでとりあえずトムラウシ山へ向かう前にヒサゴ沼に立ち寄ってテントを張ってから、身軽な状態でトムラウシ山をピストンすることにした.
知床連山の縦走を諦めて札幌で天候の回復を待っていたが、連休後半からはまずまずの天候に恵まれそうだということで、昨年実現できなかった高根ヶ原からトムラウシ山までの縦走を行う事にした.
昨年、今年と富士山の周辺は鳥見散歩で何度も訪れていたのだが、山の上までは登っていなかった.このまま登らないうちに噴火してしまっては未練が残るという訳で、三連休の中日が雨と言うことなので、初日に富士山を登っておくことにした.公共交通機関しか使わない私にはこの期間のハイキングバスの本数の少なさは身に応えるが、須走方面の朝一番のバスと水ヶ塚・御殿場のハイキングバスの最終便を組み合わせれば、何とか公共交通機関だけによる日帰りができそうだ.
ここ数年秋の連休を利用して北海道の山々を巡り歩いているが、今年はまだ足を踏み入れたことのない知床の山々を手始めに、昨年実現できなかった大雪山系のトムラウシ山などに挑むべく、空路女満別空港に降り立った.
戸隠森林植物園は昨年から何度か訪れているが、野鳥撮影を行うのであれば5月が一番良い様だ.6月に入ると木々の葉が生い茂り撮影は相当難しくなる.
いつもは野鳥目的で訪れている戸隠だが、今回はキャンプ場をベースに戸隠山と高妻山にも足を延ばしてみた.
富士山南エリアで鳥見散歩の第三週目は水ヶ塚より上のエリアの富士山自然休養林コースをのんびりお散歩してきた.真夏のような暑さで予想外の蝉の登場でさえずりの録音には条件が悪かったが、バイクや車の騒音のような人工的なノイズを蝉の鳴き声で覆い隠してくれるので、この時期の穏やかな蝉の鳴き声は良い効果音だったかもしれない.
先週の御殿場口幕岩に続き、富士山周辺のバードスポットを散策してきた.今回は忠ちゃん牧場から須山口登山道を水ヶ塚まで北上し、水ヶ塚からのハイキングバスで御殿場駅へ戻る予定だったが、結局水ヶ塚から忠ちゃん牧場まで折り返す事になってしまった.
5月に入って異常高温が続いたせいか、このところ頂上付近でもかなり雪解けが進んでしまったようだ.まだ雪がたっぷり残っている内に富士山に登ろうかと思っていたが、今年は登る機会を逸してしまったようだ.