7
11
2011
梅雨明け最初の富士山
とりあえず富士山へ
かつて西行が
吉野山 こずゑの花を 見し日より
心は身にも そはずなりにき (山家集、新古今和歌集)
と詠んでいたが、西行ほどではないにしても私も梅雨明けの季節になると富士山に登ることで頭が一杯になってしまう.このままでは他のことが手に付かなくなってしまうのでちょいと富士山病の治療に出掛けてきた.
梅雨が明けたとは言え、まだ天気が不安定で山梨側では気温の急上昇による激しい雷雨、静岡側では湿った南風が吹き付けていて殆ど雲に覆われてしまっている.当初の計画よりも日程を後に1日ずらすことで何とか良い天候条件に持っていくことができた.土曜の夜はかなり混雑していたようだったが、日曜の夜はかなり閑散としていて昨年のような狂気じみた混雑には巻き込まれずに済んだ.
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